推しがいる生活。
2022年12月某日。
双子の母になった。
高齢かつ双子というハイリスク出産に伴い、33週に入る段階で管理入院をすすめられた。
当時はまだ仕事を続けていて、そろそろ通勤がしんどいなぁという時期だったのもあり、おとなしく管理入院をすることにした。
だがしかし、引継ぎがうまく進まず、入院中もリモートで仕事をしていたのはイイ思い出。ちょうどいい暇つぶしになったのだけれど、こうしてギリギリまで働いた結果、高額医療費のカテゴリーが上がってしまったことを退院の時に知って、少し切なくなったのもまた、イイ思い出。
管理入院中のことは、追々ブログにあげていけたらなぁと思う。まあオール愚痴なんだけど。まじで全部愚痴になると思うけど。
一言だけいうと、コロナ禍での大学病院での管理入院、出産は、まじでクソ。
母親になってから、できるだけ言葉使いは気を付けるようにしているけれど、ほんとうに、クソ。
もちろん、時勢柄仕方ないのもわかってるし、医療従事者の皆様には感謝しているの。
感謝はしてるけど、それとこれとはって感じで。
自分の気持ちだけでいうなら、まじでコロナ禍の大学病院で入院出産は地獄だった。
そんな地獄を経て、生まれた我が子にあえたときは、涙を流して「ありがとう!」
なんていうこともなく、ただ、生まれたなって他人事のような気持ちになってた。
多分、麻酔と帝王切開のせい(仮)
もともと子どもはあまり得意ではなくて、我が子をきちんと育てられるのか、産む直前まで心配だったし、産んでからもやっぱり心配だった。
初めて見た我が子は、しわしわでカサカサで、「愛しい!!!」っていう感覚よりも、「大丈夫??生きてる????」っていう気持ちのほうが強くて。
母性ちゃんと仕事して!!!って思ったあの日の自分に教えてあげたい。
半年経っていま、我が子は最推しであると。
毎日推しのお世話をして、推しを眺めて、推しに課金する生活はとっても幸せで充実している。
だけど、「大丈夫??生きてる??」っていう、あの時の気持ちもずっと忘れずにいたいと思う。
いずれイヤイヤ期がきて、それから、生意気な口をきいて、反抗期に入って。
これから先、きっとかわいいだけじゃなくなる日が訪れるかもしれない自分へ。
最初から推しだったわけじゃないし、無性に愛しかったわけでもない。だから、きっと大丈夫。
明日もがんばろう。